埼玉の外壁塗装・屋根塗装はおい川塗装店

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屋根のWエコ・リフォーム施工例-7

Wエコ・リフォーム施工例・7

築16年、2階建て、初めての塗り替え
コロニアル葺き屋根
埼玉県鶴ヶ島市 N氏邸
弱溶剤二液型シリコン変性樹脂遮熱塗料を使用した遮熱塗装と棟換気設置のWエコ・リフォームの施工例です。
割れているコロニアルの下処理、縁切り対策、遮熱塗料によるペイント・リフォーム、棟換気の設置工事のご紹介です。

調査・診断

埼玉県鶴ヶ島市、N氏邸、築16年、屋根は初めての塗り替え。
外壁塗装と一緒に屋根の塗装を施工。

大屋根のコロニアルには「割れ」が一枚もありませんでした。
数枚の「割れ」が見られるが多い中で、まれなケースです。
施工時の職人の丁寧な仕事ぶりに感服です。
下屋には後からできたと思われるコロニアルの割れが2箇所ありました。

夏場の厚さ対策、エコ対策として遮熱塗料によるペイントリフォームと棟換気の設置のWエコリフォームをご提案いたしました。

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屋根の補修工事

割れているコロニアルの補修

下屋に新築時の軒天の塗装時にできたと思われる「割れ」がありました。
通常、弊店の屋根塗装では「割れているコロニアルは新しいものに差し替えてから塗装する」ことが原則ですが、今回はカラーボンデ鋼板を裏貼りする方法をとりました。

補修の方法

今回は、「差し替え」では無く、トタンの裏貼りによる補修にしました。
ルーフィング(コロニアルの下に敷いてある防水シート)のタール成分がコロニアルと溶着しており、無理にコロニアルを引き抜こうとすると、ルーフィングを破いてしまうためです。

割れているコロニアルの様子 溶着している部分までの深さを測る
既存のコロニアルの割れている様子 差し金を差し込んで、溶着部までの深さを測る
裏側にトタンを貼り付け補強します 補修後の様子
測定した深さの寸法にあわせてトタンを用意し、シーリング材を接着剤として差込み、裏貼り補強します 補修後の様子(周りが白いのはシーラーを塗装してあるためです)

ルーフィング
15年以上の古いタイプのものは溶着しやすく、その場合は無理な差し替えは避けることです。
ルーフィングを破いてしまう恐れがあるからです。最初にコロニアルの下側から溶着の有無を確認してから、「割れ」に対する補修方法を選択します。

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棟換気の取り付け

実効寸法 L=1,200mm の棟換気を2箇所に取り付け。

棟に換気のための排気口を開けます。2~3cm幅で、今回は1,200mmの長さで2箇所に開口しました。

換気口を開けた様子 棟換気取り付け後の様子
換気口を開けた様子 棟換気取り付け後の様子。
詳しく見る

弊店で行っている棟換気の取り付け工事についての詳細は「棟換気の取り付け」のページを参照。

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使用塗料と塗装仕様

  • メーカー : 水谷ペイント
  • 下塗り : 弱溶剤二液型ポリウレタン樹脂塗料 快適サーモマイルドシーラー白 1回塗り
  • 縁切り : タスペーサー 03型 W工法
  • 上塗り材 : 弱溶剤二液型シリコン変性樹脂遮熱塗料 快適サーモSi 2回塗り
           color : サーモダンケルブラウン 近赤外波長域日射反射率 55.1%
補足

水谷ペイントでは、来年のJIS規格実施をにらみ、今年5月からシーラーを白色にすることでさらに赤外線反射率のアップを計っています。
遮熱塗料の塗膜を透過した太陽光(赤外線)は、その下層の白色シーラーによってさらに反射され数%の遮熱機能の向上が期待されます。

一般住宅では、外壁とのバランスから、どうしても屋根は濃色になりがちです。
今回は外壁との色のバランスでサーモダンケルブラウンでの仕上げです。
反射率が少なめなので、棟換気を2箇所に設置することになりました。
夏場での室温低下が期待できます。

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塗装作業

水洗い

屋根に付着している埃、汚れ、苔などを高圧洗浄機を使用して水洗いします。
そうすることで、後の「浮き」や「剥がれ」といった塗膜欠陥を予防できます。

既存屋根の北側の様子 水洗い後の様子
既存北側の屋根の様子 水洗い後の様子

押さえ釘の打ち直し

建物の振動、風によるあおり等で棟包みトタンの押さえ釘は浮きやすく、その数も数十本単位になります。
ちなみに、今回の屋根塗装で打ち直しは67本でした。
抜けて、台風時などに棟包みトタンが飛ばされ、思わぬ事故にもなりかねません。

弊店の屋根塗装は「押さえ釘の打ち直し」からスタートします。

棟包みの押さえ釘が浮いている様子 ステンビスで押さえ直しの様子
棟包みの押さえ釘が浮いている様子 ステンレスビスで押さえ直している様子

この作業で、打ち直してもネジの効きが悪いことがあります。
そのような場合、「長押し」が腐朽していますので、交換が必要になります。

トタン葺き、コロニアル葺き屋根など棟包みトタンを使用している場合、押さえ釘の打ち直しは非常に大切なことです。
屋根塗装では業者に再確認してもらいましょう。

役もののケレン

布ペーパーなどの研磨材を使用してケレン、全体の目粗し作業(細かな傷を付けて塗料の付着力を高める)を行います。

役ものケレン作業の様子 役ものの錆止め塗装後の様子
役もののケレン作業の様子 役ものの錆止め塗装後の様子

下塗り・シーラー塗装

シーラーを下塗りすることで、上塗り塗料の素地への吸い込み予防、付着力の向上を計ります。
また白色シーラーを使用することで遮熱機能のアップを計れます。

シーラー塗装後の様子
シーラー塗装後の様子

タスペーサーによる縁切り

タスペーサーは通常、一枚のコロニアルの両サイドに計2個使用します。
タスペーサーによる縁切りの重要性については、「コロニアル屋根塗装の縁切り」のページを参照。

タスペーサーの挿入作業の様子 タスペーサーによる縁切り後の様子
タスペーサーの挿入作業の様子
両端から15cm位の位置に挿入
タスペーサーを挿入後の様子
黒く見えるのがタスペーサー

縁切りスペースの様子

タスペーサーによる縁切り後の様子
タスペーサーによる縁切りの確認

重ね合わせ目に隙間が確保されており、適度の排水スペースがしっかり確保されています。

屋根塗装の様子

上塗り1回目塗装作業中の様子 上塗り1回目塗装後の様子
上塗り1回目塗装作業中の様子 上塗り1回目塗装後の様子
上塗り1回目塗装作業中の様子 上塗り1回目塗装後の様子
上塗り2回目塗装作業中の様子 上塗り2回目塗装後の様子

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塗装後の表面温度

表面温度の測定
表面温度の測定

塗装後、表面温度を実測しました。温度計は60.8℃を示しました。
測定時の外気温36℃。この温度ですと、塗装前の屋根の表面温度は70℃度以上には達します。
遮熱塗料のペイントリフォームにより、10℃前後は表面温度が低下したことが確認できます。

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