タスペーサーによる縁切りのスペース

外壁塗装のおい川塗装店タイトルロゴ

タスペーサーによる縁切りのスペース

( タスペーサーの02型と03型のスペース効果の違いの検証結果について紹介 )

タスペーサーによる縁切りのスペースについて

縁切り工法

コロニアル葺きの屋根塗装において、縁切り作業の方法としての部材「タスペーサー」の普及が広まっています。
現在タスペーサーには02型、03型の二種類が市販されています。
実際の塗り替えにおいてどのようなスペース効果が出るのか試してみました。その結果について紹介しています。

タスペーサーの構造上の相違点

タスペーサー02型と03型の相違
  • タスペーサーの02型と03型の大きな相違点は反り部の大きさにあります。02型は反り部の面積が小さく反発力が小さい。
  • 03型は反り部の面積を大きくして反発力を強くしている。02型に比較してより広いスペースを確保できるよう改良されている。
「タスペーサーによる縁切りのスペース」のトップへ戻る

タスペーサーの使用によるスペース測定

タスペーサーによるスペースの測定

築15年、使用塗料・水性ヤネフレッシュシリコン(エスケー化研)、初めての塗り替えの現場で02型、03型の二種類を使用してW工法にて塗り替えを実施。塗装後にノギスを使って実測をしてみました。

  • 02型
      中には3mmのところもあるが、2mmのスペースが最も多い。弾力性が03型に比較して弱いため、コロニアルの重なり部が反り気味のコロニアルでは3mmを確保できるが接着しているコロニアルの重なり部では2mmのスペース箇所が多い。
  • 03型
      02型に比較して弾力性が強い構造になっているのでコロニアルを押し上げる力が強い。3mmの平均したスペースを確保できる。
補足

ここでいうスペースとは上記塗料で上塗り2回(希釈率2〜3%程度)塗装後の状態でのものです。

「タスペーサーによる縁切りのスペース」のトップへ戻る

タスペーサー考察

02型・03型のスペースについて

  • タスペーサー02型は03型に比較して反発力(弾力性)が弱いため実際に使用した場合、確保できるスペースは2mmのスペースが多い。
  • 03型は反発力が強いのでコロニアルを押し上げ3mmのスペースを確保できる。
  • 今回の塗り替えのみを考えると02型、03型どちらでもよいが次回の塗り替えのことも考慮すると03型の方がおすすめできる。
  • 03型の方が価格はやや高いが、次回の塗り替えにおいて縁切り作業は不必要となり、結果的にはお得ではないでしょうか。また通気性を考慮すると03型の方が望ましい。

シングル工法とW工法

加重のかけ方によって割れる箇所

シングル工法はスペースの横幅が狭く通気性の確保、毛細管現象による雨水の吸い上げの両面から見てW工法の方が望ましい。またコロニアルの風化が進んでいたり、加重の架け方によってはコロニアルの割れが起こりやすい欠点がある。
シングル工法に比較してW工法の方が縁切り後、コロニアルに乗っても割れにくい。次回の塗り替え作業を考えると、その点でもW工法にしておいた方が無難である。

補足

03型は02型との施工費の差額は延べ建坪が30坪位のお住まいで数千円程度です。

「タスペーサーによる縁切りのスペース」のトップへ戻る

元のページに戻る

©2017 Oikawatosouten. All Rights Reserved.