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外壁塗装の基礎知識

塗料の機能による分類

塗料の機能による分類

外壁塗装用塗料は、建物の保護、美観の向上の他、塗料の持つ特殊機能によって、品質の向上、経済性、快適性、環境浄化など、時代のニーズに対応出来るよう日々研究、開発されています。
特に環境問題への配慮をした塗料の開発が盛んです。
今後、益々塗料の高機能化が進む傾向にあります。
主な機能に分類し、塗料の種類と特長を紹介しています。
建築塗装に使用される塗料を主に取り上げてあります。

塗料の機能と塗料の種類

塗料の機能の分類と塗料の種類をわかりやすく表にまとめてみました。

機能の種類 塗料の種類
環境対策機能 低VOC塗料、光触媒塗料、低臭塗料
物理的機能 結露防止塗料、貼り紙防止塗料
化学的機能 低汚染塗料
光学的機能 遮熱塗料、蛍光塗料、紫外線吸収塗料
生物学的機能 防カビ塗料、防藻塗料、抗菌塗料
電気的機能 帯電防止塗料
熱学的機能 断熱塗料、耐熱塗料、耐火塗料

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塗料の環境対策への取り組み

環境問題が重要視される今日、石油製品が主材の塗装、塗料業界の環境への影響力は大きなものがあります。
塗料の環境対策として主に次のような取り組みがなされています。

弱溶剤への移行
強溶剤型のものから、より環境に優しい弱溶剤型の塗料へと移行しています。
溶剤型塗料からエマルジョン塗料への移行
架橋技術の進歩により溶剤型に劣らない耐候性を持つ反応硬化型エマルジョン塗料へと移行しています。
機能付加塗料の進歩
塗料そのものに環境への対策機能を付加価値として取り入れたものが次々と開発されています。
光触媒塗料、遮熱塗料、断熱塗料などに代表される。
エコ塗料の出現
エマルジョン塗料は溶剤型塗料に比較して石油の消費量は少なくなります。
さらに、使用樹脂量を押さえながら、非常に優れた塗膜を生成するエコ塗料が出現しています。

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環境対策機能

低VOC塗料

VOC規制法案の大気汚染防止法によって、その対策は年々改正され、より厳しいものになっています。
塗料業界でも、日本塗料工業会を中心として色々な企業努力がなされています。

法規制位前の平成16年から、塗料メーカーの業界の取り組みとして、製品の「低VOC塗料」の自主表示が行われています。

詳細

低VOC塗料の製品表示についての詳細は日本塗料工業会・VOC規制関連情報のページを参照。

光触媒塗料

環境浄化作用の機能を持つ、光触媒体を塗料に混入したもの。
もともと、光触媒を均一にコーティングする技術は難しく、それを容易にしたのが、塗料への混入という方法です。
しかし混入できるその量は数パーセント(3~5%程度)にしか過ぎません。
光触媒体の連続膜は得られないのが今後の課題です。

  • 光触媒は、照射される紫外線にその酸化力は比例します。
    建物の場合には、その構造、方角によって効果は左右されやすい。
  • 光触媒の親水性は、光線の照射によって生まれるので、建物全体で考えると、塗膜そのものに親水性を持つものより低い。
  • 親水性の問題点 : その親水性の機能により、汚れは雨で洗い落とされるというのが光触媒の特長とされている。
    ところが、雨の日は曇り空のため、塗膜の親水性はあまり機能しない。
詳細

光触媒塗装についての詳細は、「光触媒塗装」のページを参照。

低臭塗料

  • 従来、強靭な塗膜を生成する塗料といえば、溶解力、揮発性の高い強溶剤型のものが中心でした。
    強溶剤型のものから、より環境に優しい弱溶剤型への移行によって塗料のより低臭化、低VOC化が計られています。
  • 室内壁用に使用される塗料は、低臭、低VOCであることが特に要求されます。
    従来の9分の1に抑えた超低臭塗料でVOC成分も、ほとんど含んでいないエマルジヨン塗料なども開発されています。

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物理的機能

結露防止塗料

室内の結露を防ぐとともに、その吸放湿機能によって、室内の湿度を調節することで、カビやダニの繁殖を抑える効果が期待できます。

  • 1mmの塗膜厚で、1㎡当たり最大600ccの水分を吸収し、結露の防止に役立ちます。(木造家屋の柱一本でコップ1パイの水分の吸放湿を行なうといわれています)
  • 密着性、耐湿性、耐アルカリ性に優れ、たわみ性に優れている。

貼り紙防止塗料

落書きや貼り紙の被害が多く、社会的問題になっています。
落書きや貼紙を消したり除去するのは、大変な手間と時間とコストを必要とします。
そのため、これらを簡単に除去できるのが、この塗料の特長です。
落書き、貼り紙防止塗料の主な特長は次の5点です。

  1. ラッカースプレー、水性スプレー、マジックインクなどの落書きを簡単に除去することが出来る。
  2. 貼紙防止成分により、貼紙も容易に剥がすことができる。
  3. 長期耐候性と落書き・貼紙除去性を維持します。
  4. 雨筋汚れや油汚れが付きにくく、初期の美観をいつまでも保ちます。
  5. 色々な被塗物に塗装でる。

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化学的機能

低汚染塗料

大気汚染や酸性雨は、塗装面の汚れや耐久性の短縮をもたらしています。
塗装時の美しさを保持し、防汚効果の高い塗料がますます望まれています。
そのニーズに対応した、低汚染機能をもつ色々なタイプの塗料が開発されています。

  • セラミック複合技術により、塗膜表面にセラミック層を造膜し、親水性とともに防汚効果をねらったもの。
  • 超微粒子塗料による、緻密な塗膜構造による親水性を持たせたもの。
  • 光触媒の分解、親水性を利用したもの。

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光学的機能

遮熱塗料

遮熱塗料は、特殊顔料によって赤外線を効率よく反射し、遮熱効果を期待するもの。

詳細

遮熱塗料についての詳は、外壁塗装の基礎知識の「遮熱塗料」のページ
「遮熱塗料の屋根塗装」のページを参照。

蛍光塗料

蛍光塗料は、安全・防災、船舶、消防車、大型構造物まで、幅広く使用されています。
アクリル樹脂系、アクリルウレタン樹脂塗料などが使用され、コンクリート、鉄部やプラスチックなど様々な被塗物に塗装することが出来ます。
シンロイヒ株式会社は国産初の蛍光塗料メーカーです。

紫外線吸収塗料

紫外線吸収剤と光安定剤(HALS)を組み合わせることによって、ポリマーに紫外線抵抗性を持たせた塗料。
クリヤー、有色塗料があり、その用途も多様です。

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生物学的機能

防カビ塗料・防藻塗料

防カビ材を塗料に添加したものが多く、その効果は経年とともに薄れて行く。
その点、無機質塗料は、その特性からカビや藻が生えにくい。
各塗料メーカーから色々な種類のものが製品化されている。
光触媒塗料は、光触媒体の強力な分解能力により、防カビ・防藻効果が期待できる。

抗菌塗料

抗菌剤を塗料に添加したものが多いが、光触媒塗料は、その光触媒体の働きにより菌類は分解され、効果が大きい。

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電気的機能

帯電防止塗料

建築塗装では、主に床用に使用される。
もともと、床用に使用される塗料は塗膜に電気絶縁性が強く、電気が伝わりにくい性質を持っています。
帯電防止塗料は、塗膜に導電性を持たせ、静電気の帯電を防止する機能を持たせた塗料です。

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熱学的機能

断熱塗料

塗料の断熱性を利用して、外気温と壁内温度の格差を和らげ、壁内結露の予防効果得られる。

詳細

断熱塗料による外壁塗装についての詳細は、「外断熱塗料(ドリームコート)による外壁塗装」のページを参照。

耐熱塗料

耐熱塗料は、その要求される耐熱温度によって区分され、塗料材質も異なってくる。
顔料としては、アルミニウム粉が多く用いられ、耐熱温度によってアクリルシリコン、ブチルチタネートなどが使用される。

耐火塗料

塗膜が難燃性のタイプと、火災による加熱によって塗膜が発泡し、断熱層を形成するタイプがある。
発泡タイプの防火塗料で、薄膜タイプもある。

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