埼玉の外壁塗装・屋根塗装はおい川塗装店

外壁塗装の基礎知識

合成樹脂塗料の種類と特徴

合成樹脂塗料

石油化学の進展と平行して合成樹脂の塗料化が進み、それぞれの合成樹脂のポテンシャルを活かした塗料が製品化されています。
樹脂の持つ特質を活かし、用途によって塗料の種類も大変多くなっています。
現在、塗料のほとんどが合成樹脂塗料といっても過言ではないほど多用されている塗料です。
樹脂別にその種類と特徴を簡単にまとめてみました。

アクリル樹脂塗料

特徴

  • クリヤは無色透明で、高温でも変色しない。
  • 光沢保持性、保色性が高い。
  • 耐水性、耐酸性、耐アルカリ性が高い。
  • 石油系溶剤、植物油、グリースに対しても抵抗性がある。
  • 電気絶縁性がある。

種類

アクリルラッカー
金属、木工、コンクリート、プラスチックなどに使用できる。
航空機、車両、自動車、家電製品などに用いられている。
焼付けアクリル
溶剤熱硬化性アクリル樹脂塗料のことをいう。
家電器具類、自動車、家具、事務機器、非鉄金属など用途は広い。
水溶性アクリル
水溶性熱硬化形アクリル樹脂塗料のことを言う。
自動車、電気器具類などの浸漬塗装(電着塗装)用に使用されている。
エマルジョン形アクリル樹脂塗料
自然乾燥型塗料で建築塗装では多用されている。
アクリル化アルキド
アクリル変性アルキド樹脂塗料のことを言う。
アルキド樹脂塗料より耐候性、光沢保持性、保色性、耐湿性などが優れている。
詳細

アクリル樹脂塗料の詳細については塗装用語集・「アクリル樹脂塗料」のページを参照。

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アクリルシリコン・変性シリコン樹脂塗料

特徴

  1. 下地に対する付着力が強い。
  2. 光沢保持性、保色性が大きい。
  3. 耐水性、耐薬品性(耐酸性、耐アルカリ性)、耐油性が大きい。
  4. 耐汚性が大きい。元々汚れが付着しにくい樹脂である。
  5. 耐候性が大きい。(塗膜性能は限りなくフッ素樹脂塗料に近い)
  6. フッ素樹脂塗料は亜鉛鍍金面に不適であるが、アクリルシリコン樹脂塗料は直接塗装が可能。
  7. その価格と塗膜性能の面で優れているので建築塗装、特に外壁塗装では多用されている。
詳細

アクリル樹脂塗料の詳細については塗装用語集・「アクリルシリコン樹脂塗料」のページを参照。

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アミノアルキド樹脂塗料

酸硬化形アミノアルキド樹脂塗料

  • 酸性硬化剤を使用するので金属には適さない。
  • 研磨性は良いが貯蔵安定性、耐候性は悪い。
  • 木製品の塗装に使用されている。

熱硬化形アミノアルキド樹脂塗料

  • アミノ樹脂としてはメラミン樹脂が多く使用される。
  • その性質は硬く、耐溶剤性、光沢、耐候性に優れている。
  • たわみ性、付着性に難あり。
  • 熱硬化形は主に木材用に使用される。

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エポキシ樹脂塗料

特徴

  • 付着力が強い。特に金属、ガラス、木材への付着性が優れている。
  • 耐水性、耐薬品性に優れている。
  • 「やせ」が少ない。
  • 硬度が高く、屈曲性、耐摩耗性が大きい。

エポキシ樹脂塗料の種類

熱硬化形エポキシ樹脂塗料
 
耐薬品性、耐溶剤性、耐アルカリ性に優れている。
    タンク、パイプ、ドラム缶、チューブなどに使用。
アミン硬化エポキシ樹脂塗料
厚塗りが出来るが塗膜はややもろい。
    船のバストラタンク、石油タンクなどに使用。
エポキシエステル樹脂塗料
付着性、耐薬品性、耐摩耗性に優れている。
    タンク、機械プラント、プラスチック用など多方面で使用。
タールエポキシ樹脂塗料
 
タールとエポキシ樹脂を組み合わせたもの。
   エポキシ樹脂塗料より耐水性、耐酸性が向上する。
可とう性、付着性が優れ、硬度の高い塗膜が得られる。
鋼管内外面、港湾など腐食の烈しい環境の構築物などに使用。

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塩化ゴム系塗料

特徴

  • 速乾性であり、1日2回塗り作業が出来る。
  • 低温時でも乾燥する。
  • 厚塗り塗装ができる。厚塗りタイプで60ミクロン程度の膜厚を確保できる。
  • 塗膜間の付着力が良く、剥離を生じることがない。
  • 耐水性、耐塩水性、耐薬品性が良い。

用途

橋梁、プラントなどの屋外構造物、船舶、コンクリート、耐油性塗料として使用されている。

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ケイ素樹脂塗料

特徴

  • 高温や低温でも安定である。
  • 電気絶縁性に優れている。
  • 耐候性、耐薬品性、耐熱性、耐水性が高い。
  • 光沢性、保色性がよく、チョーキングしにくい。

用途

  • ケイ素樹脂にアルミニウム粉配合のものは、耐熱塗料として優れている。
  • ヒーター、暖房機用に電気絶縁ワニスとしても利用されている。

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ビニル樹脂塗料

酢酸ビニルエマルジョン塗料

  • 壁用塗料として多用されている。
  • 耐久力、耐水性に優れている。
  • 水滴の発生するような場所の塗装に適し、通気性もある。
  • コンクリート、モルタル面に塗装できる。
  • 金属面には錆が発生するので不適。

塩化ビニル酢酸ビニル共重合体塗料

  • 耐水性、耐薬品性に優れている。
  • 密着性に乏しく、「やけ」を起こしやすい。
  • 耐薬品、耐油用として建築物、機械類の塗装に使用。
  • コンクリート用塗料、難燃性塗料としても利用されている。

塩化ビニル塗料

  • 塗膜の「肉もち」がよく、金属に対する付着、光沢に優れ、強靭、難燃性である。
  • 1種 : 屋内のコンクリート、モルタル、スレートなどの吸収面用。
  • 2種 : 屋外の金属、木材など比較的非吸収面用。
  • 3種 : 耐薬品塗装用。

ブチラール樹脂塗料

  • 塗膜が強靭で、弾性がある。
  • 木材への付着性もよく、木材の目止め塗料、節止め塗料、ハードボードの下塗り塗料などに使用されている。

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フッ素樹脂塗料

フッ素樹脂にはポリフッ化エチレン、ポリ三フッ化塩化エチレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、六フッ化プロピレンなどがある

特徴

  • 塗膜は不燃性で、耐溶剤性が高い。
  • 合成樹脂の中で最も高価である。

用途

  • 電気絶縁塗料、耐熱性塗料、耐薬品性塗料、耐食塗装用などに使用されている。
  • 最近の建築塗装においても、高耐候、低汚染塗料として使用されている。
詳細

フッ素樹脂塗料の詳細については外壁塗装の種類・「フッ素樹脂塗料」のページを参照。

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フェノール樹脂塗料

フェノール樹脂は価格も安い。自然乾燥、加熱硬化形とある。

  • 100%フェノール樹脂塗料は耐薬品性に優れ、ダムの水門、橋梁、タンクの錆止め用に用いられる。
  • 熱硬化性フェノール樹脂塗料はすずメッキ板のクリヤー仕上げ、電気絶縁ワニスとして使用。

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フタル酸樹脂塗料

自然乾燥用フタル酸樹脂塗料

  • アルキッド樹脂塗料の一種であるフタル酸樹脂塗料は、乾燥時間は半日程度で光沢、強靭、耐候性、耐油性のある塗膜が得られる。
  • 耐水性、耐アルカリ性に弱い。
  • 車両、機械、建築、船舶用などに使用される。

焼付け用フタル酸樹脂塗料

  • 130度前後で焼き付け乾燥する。
  • 塗膜は硬く、屈曲性、付着力、耐候性、耐油性に優れている。
  • 少量のメラミン樹脂を添加して硬度と光沢を改良したものもある。
  • 電気器具、計器、金属家具、農業機械などに使用されている。

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不飽和ポリエステル樹脂塗料

特徴

  • 主剤、硬化剤、促進剤の三液性のもの。量産塗装に使用される。
  • 促進剤は主剤の中に配合済みの二液性のもの。少量塗装に使用。
  • 塗膜は硬く、肉厚で、耐薬品性、耐水性に優れている。
  • 可使時間に左右されやすい。
  • 合板用、木製家具用、耐薬品用などに使用。

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ポリウレタン樹脂塗料

油変性ポリウレタン樹脂塗料

  • ウレタン化アルキド、ウレタン油などとも呼ばれる。
  • 一液性で、成分中の乾性油の酸化重合により乾燥する。乾燥時間は短い。
  • 耐候性、耐摩耗性に優れている。耐薬品性は他のポリウレタン樹脂塗料より劣る。
  • 床用などその用途は広い。

湿気硬化形ポリウレタン樹脂塗料

  • 空気中の湿気と反応して、架橋反応硬化するタイプの塗料。
  • 高湿度ほど乾燥は速い。
  • 塗膜が硬化する際、炭酸ガスを発生するので、厚塗りするとあわやピンホールを生じる。
  • 耐摩耗性が大きいので学校、体育館の床、コンクリート床面などに使用される。

二液形ポリウレタン樹脂塗料

  • 主剤と助剤からなる二液タイプの塗料。
  • 主剤にはポリエステル、ポリエーテル、ひまし油が使用される。
  • 助剤はイソシアネートが使用される。
  • 木工用、金属用、ゴム用、皮革用、コンクリート床面用などがあり、多方面で使用されている。

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