埼玉の外壁塗装・屋根塗装はおい川塗装店

外壁塗装の基礎知識

外壁塗装における色の基礎知識

色の基礎知識

最近、住宅の色彩計画には環境との調和が求められています。
外壁塗装での色選びに失敗しないための、色の見え方、色彩とイメージなどについて基礎的な事柄を取り上げ紹介しています。

「色」の基礎知識

「色」に関する基本的な知識の中で外壁塗装の色選びに関係の深い項目をピックアップしてみました。

色の三属性

色相(色の種類)、彩度(鮮やかさ、濃い、薄い)、明度(明るい、暗い)の3つを色の三属性といいます 。

色相

色相とは色の要素、色の種類のことをいいます。
例えば赤みの色であれば、薄い赤も濃い赤、明るい赤、暗い赤もすべてが赤みという色相に分けられます。
このような「赤み」「黄み」「青み」などの色みの性質のことを「色相」といいます。

彩度(さいど)

色みの強弱の度合いのことを「彩度」といいます。
色みの強さとは、色みの強弱(濃淡)によります。色の強い(濃い)ものは彩度が高いと言います。
最も彩度の高いものを「純色」といいます。

明度(めいど)

色の明るさの度合いを「明度」といいます。
明るい色は明度が高い、暗い色は明度が低いといいます。
また最も明度の高い色は白、最も明度の低い色が黒となります。
この明度の段階は、17段階に分けられています。

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色の見え方について

色は様々な条件、環境によって見え方が変化します。そんな色の見え方について基本的な要点をまとめてみました。

物体色について

表面色または反射色

物が光に照らされたときに見える色のことをいいます。
物体色には2種類があり、色セロファンや色ガラスなどを透かしたときに見える光の色を透過色といい、また物の表面から反射して見える光の色のことを表面色、または反射色といいます。
従って外壁塗装で問題になる塗装の色とはこの表面色(反射色)のことを言います。
曇りの日と良く晴れた日では光の照射量に差がありますので、色が違った感じに見えるわけです。
より正確な色選び、色の選択には、良く晴れた日の、大気の汚れが少ない朝陽の光で見るのが理想です。

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色の対比について

ある色がその周辺の色の明度や彩度、色相などの影響を受け、見え方が違ってくることを色の対比または対比現象といいます。
この問題は外壁塗装の色選びにおいて大切な要点です。
建物の他の部位との塗り分け、建物の周りの背景色、近隣の建物との対比などがそれです。
色の対比は、その見え方によって分類されます。

同時対比

2つ以上の色を同時に見たときの色の対比のことをいいます。
2つ以上の色を同時に見ると、それぞれの色が影響しあうために、元の色だけで見るときと違う見え方をします。
特にツートンカラー仕上げの外壁塗装などの場合がそれです。
同時対比したときの見え方によって、主に次の5つに分類されます。

色相対比

色相対比のサンプル

背景の色などが影響して、本来の色が違ってみえる現象のことをいいます。
その場合、元となる色は、背景の色(地色)の心理補色に近づいてみえてしまいます。
外壁塗装に於いて、タイル調サイディングの目地色の選定時などにはこの点を考慮する必要があります。

心理補色---ある色をしばらく見つめた後に、白い紙などに視線を移したときに残像として見える色のことをいいます。

彩度対比

彩度対比のサンプル

背景色が影響して、本来の色の彩度(色が濃い、薄い・鮮やか、鈍い)が違うように見える現象をいいます。
彩度の高い背景色の方がある色の本来の彩度が低く見られる。
反対に彩度のより低い背景色であると、その色の彩度が高く見えてしまいます。
その色をより鮮やかに見せたい場合は、背景色を元となる色より彩度の低い(鈍い)色にするとよい。

明度対比

明度対比のサンプル

背景色の影響を受けて本来の明るさとは違ってみえてしまう現象のことをいいます。
背景色(地色)を明るいものにすることで、ある色を本来より暗く見えるようにすることができます。
逆に背景色を暗いものにすることで、ある色の明度をひきたたせ、本来の明度より明るく見えるようにすることができます。

補色対比

補色対比のサンプル

隣り合う色が補色関係のときに、互いの彩度が高くなったように見える効果を補色対比といいます。
補色対比は彩度対比の一種であり、彩度が高いほど対比効果は強調されます。
右図の左側は背景の青緑の心理補色である赤に重なって見えるため赤みを増して鮮やかに見える。
右側の柄の方は背景の彩度が高いためくすんで見える。

縁辺対比

縁辺対比のサンプル

色の境界部分では隣接する色の影響を受けて、一方は明るく、一方は暗く見える。
このように境界線部分色が変化して見える対比の効果を縁辺対比といいます。
この対比は明度段階の数を多くするか、境界部分に白または黒の線をいれることで、ほとんど防ぐことができます。
左側の図の色辺の左右に濃淡を感じるのはこのためです。

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面積効果

面積効果のサンプル

同じ色でも大きな面積と小さな面積とでは色の見え方が違ってくる。これを色の面積効果といいます。
明るい色はより明るく、鮮やかに 見える。反対に暗い色は、より暗く感じられる。
外壁塗装では淡彩色はワンランク濃い目の色を、濃色はワンランク薄めの色を選ぶのかポイント。
明るい色はより明るく、鮮やかに 見える。

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膨張色・収縮色

暖色系の明るい色は実際よりも膨らんで見え、寒色系の暗い色は収縮して見える。
膨張、収縮の見え方に最も影響するのが明度であり、明るい色ほど膨張して見えやすい。
外壁塗装に於いて淡彩色は建物が大きく広がって見え、濃色は締まって小さめに見えるのはこのためです。

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進出色・後退色

進出色、後退色のサンプル

色によって、見かけの距離は変化します。
暖色系の色・明るい色は、寒色系の色・暗い色よりも、進出して見える。
図の右側は黄が奥に配置されているが、青と黄の距離が平面のように見える。
これは、青が後退し、黄が進出して見えるためです。

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環境と色彩

色彩の情緒的効果

私たちは色に囲まれて生活しています。
信号、標識など色によって認識するよう教育を受け判断しています。
色彩にはそうした色に機能を持たせたもの「色彩の機能的効果」や「美しい」、寒色、暖色などといった「心理的効果」、「イメージ」などといった情緒的なもの「情緒的効果」があります。

環境と色彩計画

住まいは人間が生活する核となる場所です。
安らかに、くつろげる環境が必要であり、そうした条件を満たすためには自然と調和した色彩計画が求められます。
インテリアなど室内の色彩は個人の嗜好で選ぶのは自由です。
しかし住宅の外部(外壁、屋根、塀など)の「エクステリアの色彩」は、周辺環境との調和が大切になります。

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外壁の色による心理的影響

暖色・寒色
使い方によっては暖色系の色はいらだたせますし、寒色系の色は気分を滅入らせますので注意が必要です。
進出色・後退色
実際の距離と見せかけの距離に差があるため階段などに使用すると危険なことがあります。
この効果をうまく利用して奥行き感を演出することもできます。
色の明度
高明度の色 : 軽やかに見え、外壁全体を明るく淡い色でまとめると軽快なイメージになります。
  低明度の色 : 低明度の色で外壁をまとめると重く安定感があります。
ただし暗過ぎないよう配慮が必要です。
色の膨張
高明度、暖色系の色 : 膨張色なので大きく見えて存在感があります。
  低明度、寒色系の色 : 小さく見えて存在感が弱まります。
彩度
彩度の低い色は刺激が弱く、地味で、落ち着いた印象があり外壁塗装に多く用いられています。

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色の調和

外壁塗装における「色選びのポイント」は、住む人も周囲の人も心地よいと感じられる色使いが理想です。

色の調和

街を見渡すと、商看板をはじめとして建物の外壁ではそれぞれの意図で雑多、雑然とした色彩が使用され、決して心地よいものではありません。
特に住宅街においては人にやさしい、住み心地のよい環境であることが大切になります。
周囲との調和、バランスのとれた配色が求められます。

調和した色彩の組み合わせ方

外壁をツートンカラーで仕上げる場合、どのような色の組み合わせるか、調和の取れた配色が求められます。
色彩調和は個人的な主観である好き嫌い、好みといったものではなく、客観的にとらえるものです。
心地よい色の組み合わせには、「統一感」と「変化」のバランスをとることが大切になります。

同系の調和

色相の同系、トーンの同系による色の組み合わせ方で統一感を計る方法。

類似の調和

色相の類似、トーンの類似による色の組み合わせ方で統一感を計る方法。

対照の調和

変化による面白さを利用し、外壁にアクセントをつける場合などに利用されます。(幕板の塗り分けなど)

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