窯業系サイディング壁の外壁塗装

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窯業系サイディング壁の外壁塗装(塗り替え)

( 窯業系サイディング壁の外壁塗装における下処理のポイント、適応塗料、弊店推奨の塗料について紹介 )

窯業系サイディング壁の外壁塗装(塗り替え)

窯業系サイディング壁

窯業系サイディングの外壁は、そのデザイン性や防火性、工期の短縮などの面で優れています。
新築戸建住宅の7割以上が窯業系サイディングといわれるほど、現在、最も多用されている外壁材です。
窯業系サイディング壁の塗り替え時期の見極め、下処理のポイント、塗装の仕上げ方法、適応塗料、弊店推奨塗料、価格などについて詳しく紹介しています。

窯業系サイディング壁の塗り替え時期

外壁塗膜の白亜化(チョーキング)

  • 塗膜の劣化現象の一つで、経年で外壁の塗装塗膜を手でこすると白っぽい粉が付いてくるようになります。これは塗料の表面が劣化し始めた兆候で、塗膜の樹脂分が劣化し、 塗膜に含まれている粉状物(顔料など)が表面に残ったものです。
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目地部のシーリングひび割れ、剥れ

サイディングのシーリングが断裂している様子

ひび割れの場所によっては早急の塗り替えのご検討が必要です。

  • 初期の頃のサイディングには水性アクリル系のシール材が使用されていることがあります。
    目地設計技術が確立されていない時期のもので、現在ではこの種のシーリング材は目地には不適とされています。
    弾力性は失われ、隙間ができ、シーリングの働きをしていないものもあります。爪でシーリング材を押してみると弾力性の有無が確かめられます。
  • 新築時、ウレタン系のシーリング材が使用されている場合、シーリング部に塗装されていないため、紫外線による劣化でチョーキングや劣化による弾力性の喪失などで ボロボロになってしまうこともあります。
  • 目地のシーリングは非常にデリケートです。いろいろな条件でひび割れ、剥離が多く見かけられます。時々点検してみてください。

旧塗膜の浮き、剥れ

本来、旧塗膜がそのような状態になる前に塗り替えるのが望ましいが、塗り替え後、数年でこのような症状が出た場合は前回の塗装工事が不良工事であった可能性が大きい。

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窯業系サイディング壁の下処理ポイント

目地部シーリングの処理

二面接着と三面接着

サイディングの目地部のシーリングにひび割れが多い場合、三面接着や水性アクリル系のシーリング材の可能性があります。初期の頃のサイディング壁に見られるこれらの原因の場合は、 既存のシーリング材を撤去して、打ち直しが必要です。

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二面接着についての詳細は「外壁塗装におけるシーリング工事」のページを参照。

広すぎる目地幅の修正

サイディングの施工不良で目地幅が広すぎる場合、目地の底面を修正してからの打ち換えが重要です。

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修正の方法についての詳細は「窯業系サイディングの目地底面の修正」のページを参照。

Uカット処理

初期の横張りサイディングの場合、ジョイント部が単なる突合せやVカット処理をして突合せている場合があります。
このような場合はサンダーによるUカット後、シーリング材を再充填する必要があります。
可能な場合は深めにカットして、ボンドブレーカーやバックアップ材を使用して二面接着にします。

[ Uカット処理とシーリング材の再充填の実際例 ]
既存状態 シーリング材を撤去
Vカットでシーリングしてあったが雨漏りの
原因になっていた。
既存のシーリング材を撤去
Uカット処理後 プライマーの塗布
ジョイント部をサンダーによるUカット処理後
の様子
プライマーを塗布
シーリングの再充填 既存状態
ジョイント部をUカット後のシーリングの状態 既存状態。左側と再度比較してみてください。

窯業系の外壁材は、ジョイント部をシーリング処理するタイプが多く、外壁の防水力の観点から見ると、非常に心もとなく、定期的な点検の必要があります。

ジョイント部のシーリングの剥れ シーリングを撤去した状態
サイディングのジョイント部のシーリングの剥れ シーリングを剥がしてみるとハットジョイナーが錆びていて雨水が侵入していたことが伺える

青苔( 藻 )や汚れの除去

高圧洗浄

外壁にはびこる苔(藻)や埃、汚れをきれいに除去してから塗り替えないと、後の「膨れ」や「剥れ」なとどといった塗膜欠陥につながります。
外壁塗装における高圧洗浄は省くことの出来ない非常に大切な下地調整作業です。

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高圧洗浄の詳細は「高圧洗浄」のページを参照。

「浮き」や「剥離」の旧塗膜の除去

  • 高圧洗浄による除去
    部分的な「浮き」は高圧洗浄で剥がせる。
  • [ 手作業によるケレン ]
    高圧洗浄で不十分なときは手作業による剥離作業が必要。窯業系サイディングはディスクサンダーなど電動工具を使用する場合、 素地を傷めないよう注意が必要です。
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主な適応塗料

アクリル樹脂塗料

  • 水系、溶剤系があります。
  • 以前、吹き付けタイルのトップコートとして多用されました。単層型弾性塗料としての歴史も古いが、最近はでは耐久性、弾性機能の面で勝るアクリルシリコンを使用される方が増えています。
  • 耐用年数 7〜8年

アクリル樹脂塗料の詳細は「アクリル樹脂塗料」のページを参照。

ウレタン樹脂塗料

  • 耐久性、耐候性、耐薬品性に優れている。艶はアクリルシリコン樹脂塗料より良いがつや引けは早い。
  • 塗料の機能、性能はアクリルシリコンとそれほど変わらないが耐汚染性、耐候性の点でアクリルシリコン樹脂より劣る。

ウレタン樹脂塗料の詳細は「ウレタン樹脂塗料」のページを参照。

アクリルシリコン樹脂塗料

  • 外壁塗装用塗料には水系と溶剤系がある。外壁の種類や現在塗装されている塗料の種類によってどちらかを決めます。
  • 耐候性のある塗膜が得られる。
  • アクリルシリコン樹脂そのものが汚れにくい性質を持っているので防汚性は高い。
  • フッ素樹脂塗料より安価
    アクリルシリコン樹脂塗料の塗膜性能は限りなくフッ素に近い優れものです。価格はフッ素より安価。

アクリルシリコン樹脂塗料の詳細は「アクリルシリコン樹脂塗料」のページを参照。

外壁塗装用フッ素樹脂塗料仕上げ

  • 塗膜は最も耐久性のある塗料です。
  • 高い防汚性を持ち、光沢も良い。
  • ガラス質に近く水垢や汚れが付きにくい。
  • 弾性タイプもある。
  • 最も高価な樹脂塗料。
  • フッ素樹脂の塗膜の上には、次回他の塗料は付着しなくなりますので注意が必要です。

フッソ樹脂塗料の詳細は「弱溶剤型フッ素樹脂塗料の外壁塗装」のページを参照。

外壁塗装用光触媒塗料

  • 光触媒である被覆タイプの二酸化チタンを塗料の中に練りこんだもの。製品化されて日も浅いためその実績はまだ年数不足で確実には証明されていない。ある大手建設会社の実験データーによると、 フッ素樹脂塗料の塗膜と比較して非常に良好な結果が得られているという報告もある。今後の塗料としての実績証明が期待されるところです。使用の場所や建築物によっては利用価値が高い。 コスト高がネック。
  • 最近はエマルジョン塗料の他、パターンを造る着色中塗りと光触媒体のクリヤーをトップコートとして上塗りする複層仕上げ材も製品化されている。
  • シーリング材や弾性下地に追従する高グレードの光触媒塗料も市販されている。
  • フッ素樹脂塗料と並んで価格は高い。

光触媒塗料の詳細は「光触媒塗装」のページを参照。

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無機系塗料

  • フッ素樹脂塗料をしのぐ超高耐候性塗料。
  • 難燃性がある。
  • チョーキングしにくい。
  • フッ素樹脂塗料と並んで価格は高い。

無機系塗料のアプラウド シェラスターNEO(ニホンペイント)の詳細は「フッ素樹脂を超える次世代の超耐候性塗料の外壁塗装」のページを参照。

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サイディング塗装と意匠の維持

高意匠サイディングと塗り替え塗装

最近のサイディングは高意匠化が進み、目地シーリングの不具合などで塗り替えたいが意匠は残したいという方が多くなってきています。
意匠をそのまま残したい。そんな方のために塗料と塗装方法によって二つの意匠をそのまま残した仕上げ方があります。

クリヤー塗装で意匠を維持

UVカット機能、高耐候性のアクリルシリコン樹脂系クリヤ塗料を塗装することで意匠の長期維持する方法があります。

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アクリルシリコン樹脂クリヤ塗料の詳細は下記のページを参照。

塗り分け二色仕上げ

タイル調など凹凸を塗り分け二色で仕上げる方法があります。例えばタイル部分と目地を色分けして塗装する方法です。

凸部を短毛ローラーで仕上げるため、油性の塗料ですと粘りのため塗り分けがきれいにできません。
スッキリ感を出すには「切れ」の良い水系塗料の方が適しています。

詳細

窯業系サイディングの二色塗り分け仕上げの詳細は「窯業系サイディング壁の外壁塗装施工例-7」のページを参照。

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保護塗装の弊店推奨塗料

アクリルシリコン樹脂塗料

水系、溶剤系とあります。価格の割りに耐久性、防汚性に優れた一押しの塗料です。

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アクリルシリコン樹脂塗料の詳細は外壁塗装の種類の「弱溶剤型アクリルシリコン樹脂塗料による外壁塗装」のページを参照。

ナノコンポジットW

ひび割れが比較的少ない外壁には水系、超微粒子の塗料で環境型、エコ塗料のナノコンポジットWを推奨します。

詳細

詳細は次のページを参照下さい。

補足

弊店では10年に一度は足場を架けて建物の総点検を兼ねた塗り替えのサイクルをおすすめしています。
そうした観点から見ますと10年の耐久性が確保される塗料が必要です。塗料のグレードで言えばアクリルシリコン樹脂塗料以上が必要となります。
しかしそれ以上の高価な塗料は必要なく、その分次回の塗り替えにプールされては如何でしょうか。合理的なプランをおすすめいたします。
10年も経ちますとどんな塗料でも大なり小なり色あせや汚れは避けられません。いつでもきれいにそして防水性の面でも 安心して過ごせる10年に一度プランをご提案いたします。

アクリルシリコン樹脂塗料は経済性、耐久性の面からみても非常に優れた塗料といえます。

フッ素については人体への有害、無害の両議論がありますがいまだ医学的には解明されていません。

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窯業系サイディングの外壁塗装施工例

窯業系サイディング壁の外壁塗装施工例は別ページで詳しく紹介しています。

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窯業系サイディングの外壁塗装施工価格

窯業系サイディング壁の外壁塗装施工価格(単価)は別ページで詳しく紹介しています。
「窯業系サイディング壁の外壁塗装価格(単価)」のページを参照。

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