ALC壁の外壁塗装

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ALC(軽量気泡コンクリート)壁の外壁塗装

( ALC壁の外壁塗装について、塗り替えの時期、下処理のポイント、適応塗料など詳しく紹介 )

ALC壁の外壁塗装(塗り替え)

外壁塗装・ALC壁

ALCは軽量気泡コンクリートともいわれています。多くの気泡空間を持つ構造で、主に外壁材として用いられてます。
PC(プレキャストコンクリート)に比較して軽量で躯体に優しい建材です。
塗装上の問題点は、気泡による巣穴をいかに塗りつぶし、連続塗膜を得るかが第一のポイントです。
第二のポイントは目地のシーリング処理の問題です。
下処理のポイント、適応塗料など詳しく紹介しています。

ALC壁の塗り替え時期の見極め

外壁塗膜の白亜化(チョーキング)

  • 塗膜の劣化現象の一つで、経年で外壁の塗装塗膜を手でこすると白っぽい粉が付いてくるようになります。これは塗料の表面が劣化し始めた兆候で、塗膜の樹脂分が劣化し、 塗膜に含まれている粉状物(顔料など)が表面に残ったものです。
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チョーキングの見極めについての詳細は「チョーキングの診断」のページを参照。

シーリング部

ブリード汚染の様子
  • ALC外壁は、建築用仕上塗材によって塗装仕上げされていることが多く、その塗膜によりシーリング材は紫外線から保護されており、10年以上経っても特に問題がないのが通常です。
  • シーリング材の種類や施工法によっては、シーリング材の「痩せ」によって追い打ち(打ち増し)が必要な場合もあります。
  • シーリングの働きは、その充填量やプライマーの塗布、上塗りの有無などによって左右されます。使用されているシーリング材の種類、施工方法によっては、 早い時期にシーリング材の剥れやひび割れ等が起こる場合があります。時々点検してみてください。
補足

ALCのジョイントへのシーリング部がブリード汚染することがあります。耐久性への影響はありませんが、汚染が進むと美観は損なわれてきます。

旧塗膜の浮き、剥れ

  • 本来、旧塗膜がこのような状態になる前に塗り替えるのが望ましい。
  • 塗り替え後、数年でこのような 症状が出た場合は、付着力の問題で、前回の工事での施工不良が原因である可能性が大きい。

青苔(藻)の発生

苔は北側の壁などに多く発生します。ALC特有の巣穴が塗装で処理されず防水機能が働いていない場合、特に青苔(藻)の発生が多い。アンダー コートのフィラーなどを吹き付けではなく、 ローラー施工で巣穴に塗料を押し込むようにして塗るのが望ましい。

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ALC壁の下処理、素地調整のポイント

ジョイント部のシーリング処理

  • 単なる痩せによって心もとない場合は追い撃ち充填でも良いが、基本的には既存のシーリング材を撤去後、再充填する「打ち換え」が望ましい。
  • 新築時にはウレタンのシーリング材が使用されていることが多く、ウレタンシーリング材の耐久年数は無塗装で10〜12年位。シーリングの上に塗装してある場合は、 紫外線劣化から塗膜によって保護され耐候性はもっと伸びます。
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シーリング工事の詳細は「外壁塗装でのALC壁のシーリング工事」のページを参照。

青苔( 藻 )や汚れの除去

高圧洗浄

外壁にはびこる青苔(藻)や埃、汚れをきれいに除去してから塗り替えないと、後の「膨れ」や「剥れ」なとどといった塗膜欠陥につながります。外壁塗装における高圧洗浄は、 塗り替え塗装では非常に大切な下処理作業です。

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高圧洗浄の詳細は 「高圧洗浄」のページを参照

殺菌処理

青苔の根が深い場合は高圧洗浄のみでは不十分で、殺菌剤による殺菌処理が必要な場合があります。

「浮き」や「剥離」の旧塗膜の除去

  • 高圧洗浄による除去 : 部分的な「浮き」は高圧洗浄で剥がすのが良い。
  • 手工具による除去 : 皮すき、ワイヤーブラシなど手作業によるケレン。ALCはや軟らかい素材のため素地を傷つけないよう注意が必要です。

足場むら、吹きむらの処理

吹きむら

ALCパネルの外壁塗装仕上げは、新築時には複層模様の吹き付け仕上げされていることが多い。ジョイントや模様カット面に吹きむら足場むらが出来、十分な塗膜が形成されていないことがある。1回目の塗り替えでは、ローラー施工によって塗料を押し込むようにして この巣穴を埋め込み、十分な連続塗膜を形成することが重要です。これにより雨水の塗膜からの浸透をタイトシャットできます。

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主な適応塗料

ALCはシーリング個所が多くなります。その部分は伸縮するので硬質塗膜の場合、シーリング部に塗られた塗膜にひび割れが出来ているのをよくみかけます。 それをシーリングのひび割れと勘違いしてご相談を受ける場合があります。そのような点から考えるとシーリング材に、より追随できる弾性タイプの塗料の使用が望ましい。適応塗料はモルタル壁に準ずる。

アクリル樹脂塗料

  • 水系、溶剤系があります。
  • 建築塗装では、溶剤系は吹き付けタイルのトップコートとして多用されてきました。水系では単層型弾性塗料としての歴史も古いが、最近はでは耐久性、弾性機能の面で勝るアクリルシリコン樹脂の使用が 増えています。
  • 耐用年数 7〜8年
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アクリル樹脂塗料の詳細は「アクリル樹脂塗料」のページを参照。

ウレタン樹脂塗料

  • 耐久性、耐候性、耐薬品性に優れている。艶はアクリルシリコン樹脂塗料より良い。
  • 塗料の機能、性能はアクリルシリコンとそれほど変わらないが耐汚染性、耐候性の点でアクリルシリコン樹脂より劣る。
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ウレタン樹脂塗料の詳細は「ウレタン樹脂塗料」のページを参照。

アクリルシリコン樹脂塗料

  • 外壁塗装用塗料には水系と溶剤系がある。外壁の種類や現在塗装されている塗料の種類によってどちらかを決めます。
  • 耐候性のある塗膜が得られる。
  • アクリルシリコン樹脂そのものが汚れにくい性質を持っているので、セラミック変性樹脂を利用することで防汚性はさらに高くなる。
  • フッ素樹脂塗料より安価
    アクリルシリコン樹脂塗料の塗膜性能は限りなくフッ素に近い優れものです。価格はフッ素より安価。
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アクリルシリコン樹脂塗料の詳細は「アクリルシリコン樹脂塗料」のページを参照。

ラジカル制御塗料

  • 外壁用ラジカル塗料には水系と溶剤系がある。
  • 同じ樹脂塗料よりグレードアップした耐候性のある塗膜が得られる。
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ラジカル塗料の詳細は「ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)のすすめ」のページを参照。

外壁塗装用フッ素樹脂塗料仕上げ

  • 塗膜は最も耐久性のある塗料です。
  • 高い防汚性を持ち、光沢も良い。
  • ガラス質に近く水垢や汚れが付きにくい。
  • 弾性タイプもある。
  • 最も高価な樹脂塗料。
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フッソ樹脂塗料の詳細は「弱溶剤型フッ素樹脂塗料の外壁塗装」のページを参照。

外壁塗装用光触媒塗料

  • 水系タイプ
  • 光触媒である被覆タイプの二酸化チタンを塗料の中に練りこんだもの。製品化されて日も浅いためその実績はまだ年数不足で確実には証明されていない。 ある大手建設会社の実験データーによると、フッ素樹脂塗料の塗膜と比較して非常に良好な結果が得られているという報告もある。今後の塗料としての実績証明が 期待されるところです。使用の場所や建築物によっては利用価値が高い。コスト高がネック。
  • 最近はエマルジョン塗料の他、パターンを造る着色中塗りと光触媒体のクリヤーをトップコートとして上塗りする複層仕上げ材も製品化されている。
  • フッ素樹脂塗料と並んで価格は高い。
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光触媒塗料の詳細は「光触媒塗装」のページを参照。

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弊店推奨塗料

ラジカル制御型塗料

従来のシリコン系塗料より耐久性に優れており、価格の割りに耐久性や防汚性に優れたリーズナブルな弊店一押しの塗料です。
特にエスケー弾性プレミアムシリコンは弾性タイプのラジカル塗料でシーリングの上に塗装するALC壁にお勧めです。

詳細

「ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)のすすめ」のページ

ナノコンポジットW 防藻+

特に苔(藻)に悩まされていらっしゃる外壁には水系、超微粒子の塗料で環境型、エコ塗料のナノコンポジットW防藻+を推奨します。従来のナノコンポジットWの防藻強化の塗料です。

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ナノコンポジットW防藻+を使用したALC外壁塗装の施工例は外壁塗装の種類の「ナノコンポジットWによる外壁塗装」のページ

補足

弊店では10年に一度は足場を架けて、建物の総点検を兼ねた塗り替えのサイクルをおすすめしています。そのような観点から見ますと、10年の耐久性が確保される塗料が必要です。
塗料のグレードで言えば、アクリルシリコン樹脂塗料以上が必要となります。しかしそれ以上の高価な塗料は 必要なく、その分次回の塗り替えにプールされては如何でしょうか。合理的なプランをおすすめいたします。10年も経ちますとどんな塗料でも大なり小なり色あせや汚れは 避けられません。いつでもきれいに、そして防水性の面でも安心して過ごせる10年に一度プランをご提案いたします。

シリコン系樹脂塗料は経済性、耐久性の面からみても非常に優れた塗料といえます。シーリング部の塗料のひび割れが気になる方は弾性タイプの塗料をおすすめします。

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ALC壁の外壁塗装施工例

ALC壁の外壁塗装の施工例は別ページで詳しく紹介しています。

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ALC壁の外壁塗装価格

ALC壁の外壁塗装の施工価格は別ページで詳しく紹介しています。
「ALC壁・PCパネル壁の外壁塗装価格(単価)」

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