塩ビシート防水のメンテナンスと改修工事

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塩ビシート防水のメンテナンスのポイントと改修工法

( 塩ビシート防水のメンテナンスのポイントと改修工法の紹介 )

塩ビシート防水のメンテナンスと改修のポイント

塩ビシート防水

塩ビシート防水の改修には、既存の防水層を撤去して新たに防水層を作る方法と既存の防水層はそのままで、その上に新たな防水層を施工するかぶせ工法があります。
塩ビシート防水のメンテナンスや改修工法について紹介しています。

塩ビシート防水

塩ビシート防水の特徴

  • 耐久性に優れている。
  • 維持、改修が容易である。
  • 機械的固定工法によるかぶせ改修が容易である。

接着工法

  • 塩ビシートと下地の双方に接着剤を塗布して貼り付ける工法。
  • シートの重ね合わせの接合部は、温風溶接機による加熱、又は溶着剤によって溶融着します。
断熱工法
  • 断熱工法は下地に接着剤を塗布し断熱材を先に貼り付け、シートと断熱材双方に接着剤を塗布して貼り付ける。
  • シートの重ね合わせの接合部は、温風溶接機による加熱、又は溶剤によって溶融着します。

機械的固定工法

  • 機械的固定工法
      ビスと固定用ディスクをアンカーとして、下地に塩ビシートを部分的に固定する工法。
  • 機械的固定工法(ディスク後施工)
     シートを敷設後にディスクで固定する工法。
断熱工法
  • 断熱材をビスと固定用ディスクで固定した後、ディスクにシートを固定します。
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劣化と症状

劣化 症状
防水層のふくれ 防水層の下に空気や雨水が入り込んでふくれている
鳥害 鳥が防水層に穴をあけてしまっている
ジョイント(貼り合わせ)部の剥がれ 劣化により貼り合わせ部が剥がれている
防水層端部の不具合 亀裂など防水層端部の雨仕舞に不具合
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塩ビシート防水のメンテナンス

日々の点検で以下のような症状の有無をチェックする。特に立ち上がり部も忘れずにチェックしましょう。

防水層のふくれ

  • 比較的小さい部分的なふくれ : 部分補修
  • 全体的に多くの箇所でふくれが発生 : 要改修工事

鳥害

  • 数が少なければパッチ当ても可 : 部分補修
  • 数が多すぎる場合 : 要改修工事

ジョイント部の剥がれ

  • 部分的なら熱溶着も可 : 部分補修
  • 剥がれ箇所が多すぎる場合 : 要改修工事

防水層端部の不具合

  • 端部雨仕舞の不具合 : 要補修又は改修工事
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改修工法の種類と特徴

塩ビ系シート防水の改修方法は既存防水層の処理の仕方により、二つの方法があります。

  • 撤去法 : 既存の防水層を撤去して防水工事を新たにやり直す方法
  • 非撤去法 : 既存の防水層を撤去せず、既存の防水層の上に防水層を作る方法。

シールド工法

下地専用の絶縁マットを敷設することで、既存の塩ビシートを撤去することなく、新規に塩ビシートを施工する工法。

絶縁マット(緩衝シート)の特徴
  • 硬化し、鋭利化した既設塩ビシートの突起から新規塩ビシートを保護します。
  • 既設塩ビシートと新規塩ビシートとの接触で発生する可塑剤の移行を防止します。
  • アンカー固定作業までの簡易雨養生が可能です。
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塩ビシート防水の特殊工法

ウレタン塗膜防水併用工法

  • 機械設備架台など複雑な箇所で塩ビシート施工が困難な場合、ウレタン塗膜防水を併用することで連続した防水層の形成ができます。
  • 塩ビシートとウレタン塗膜の取り合い部に専用プライマーを使用することで接着性、可塑剤以降防止で耐久性を確保できます。

防滑性ビニル床シート仕上げ工法

  • 防滑性の高いビニル床シートを敷設することで意匠性を高めます。
  • テラス(ベランダ)への施工は清掃がしやすく、保護プレート材と異なり防水層を傷める心配がありません。
  • 耐歩行性が高まります。
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