外壁塗装現場リポート・おい川塗装店BLOG

外壁塗装、屋根塗装など住宅塗装の現場からのリポートです

目地シーリングの充填

2017年4月14日(Fri)

サイディングの目地の深さとシーリングの充填

窯業系サイディングの目地シーリングの打替えで感じることについての紹介です。

現在の現場は窯業系サイディングの外壁ですが、いつも目地のシーリング作業で感じることがあります。
それは「目地の深さ」と「シーリングの打ち方」の2点についてです。
現在の窯業系サイディングの厚さはJISの改正により平成18年から14mm以上に定められていますが、以前は12mmのものも多い。
本来シール材の機能を十分発揮させるためには、目地の深さが最低でも8~10mm が望ましいのですが、サイディングの厚さが薄いため目地シーリングの厚みは十分確保されていない場合が多いのが現状です。
2点目の「シーリングの打ち方」についてですが、新築時のシーリングでは出来栄えを重視するため、もともと浅い目地に対して意匠の凹凸に合わせようとして、さらに浅くする傾向があります。
シール材の「やせ」が追い打ちして、実際には1~2mmということもあります。
弊店の外壁塗装でのシーリングの打替えでは、「やせ」の少ないのシーリング材の選定とサイデイングの表面に沿ってしごき均す打ち方にこだわって少しでも厚みのある目地シーリングを心がけております。

ハットジョイナーが露出している様子
ハットジョイナーが露出している様子

シーリングの厚み不足でハットジョイナーが露出している例・青く見えるのはハットジョイナーに貼られているボンドブレーカーのフィルム

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