外壁塗装現場リポート・おい川塗装店BLOG

外壁塗装、屋根塗装など住宅塗装の現場からのリポートです

屋根のWエコ・リフォーム

2016年5月31日(Tue)

遮熱塗料によるペイントリフォームと棟換気の設置

夏場の暑さ対策として遮熱塗料によるペイントリフォームと棟換気の設置というWエコ・リフォームについて紹介しています。

まだ五月というのに真夏日が北海道でも観測され、今年も夏の異常高温が予測されています。
夏場の暑さ対策として、弊店では遮熱塗料による屋根塗装のついでに棟換気の設置を施工するWエコ・リフォームを提唱しています。
今回の現場では、新築時に棟の中央部に棟換気がついておりましたが、屋根裏収納で内装工事を行う際に換気口をふさいでしまっていました。
内装の天井部に穴を開け換気口への通気を促しました。
また、施主様のご希望で他にL=900mmの棟換気を二か所に増設しました。
最近、一階に車庫スペースを確保するため二階にリビングを配置するお宅が多くなる傾向にあります。
そのようなお住まいには、Wエコ・リフォームを特に推奨いたします。

Wエコ・リフォーム後の様子
Wエコ・リフォームごの様子( 中央が既存の棟換気で両サイドに見える棟換気が今回設置の棟換気です)

今回の屋根塗装の使用塗料と塗装仕様

  • 塗料メーカー : 水谷ペイント
  • 下塗り : 快適サーモマイルドシーラー白 1回塗り
  • 縁切り : タスペーサー 03型 W工法
  • 上塗り : 快適サーモSi Color ニューサーモブラック (日射反射率 55.1%)

この屋根のWエコ・リフォーム工事の詳細についてはおい川塗装店・HP「遮熱塗装と棟換気設置の施工例・15」のページで紹介しています。

棟包みの押さえ釘の浮きの原因

2016年5月17日(Tue)

屋根塗装の下処理・押さえ釘の浮き

屋根塗装の際、棟包みのトタンの押さえ釘が浮いていることが多く、その原因と対処について紹介しています。

カラーベスト葺き屋根の塗装で、その下処理として屋根材の割れの次に問題となるのは、棟包みの押さえ釘の浮きの問題です。
押さえ釘の浮きの原因について、今回の現場で良い例がありましたのでご紹介します。

目地部の塗装後の様子
棟トタンの幅と長押し(板)の貼幅がフィットしていて隙間がありません

長押しの貼幅が狭く、隙間が多いほど棟包みのガタツキが多くなり、押さえ釘が浮きやすくなります。
今回の屋根塗装では、屋根職人が丁寧に施工してあり、押さえ釘の浮きは数本しかありませんでした。
屋根職人の心意気に心の中で思わず拍手させられました

押さえ釘の浮いている様子 ネジ止め作業中の様子
押さえ釘が浮いている様子 ネジ止め作業中の様子

一度浮いた釘はそのまま締め直してもすぐ浮いてきてしまいます。弊店の屋根塗装では、ネジ止めでしっかりと押さえ直します。

タイル調二色仕上げの外壁塗装

2016年5月11日(Wed)

凹凸を利用した二色仕上げ

サイディングなど経年でクリヤー塗装ができない場合の、意匠を生かした外壁塗装について紹介しています。

窯業系サイディングの高意匠化が進んでいます。
その意匠を塗り替えによっても残したい場合、紫外線吸収剤を生かしたクリヤー塗装の方法があります。
しかし、経年や素地の傷みでクリヤー塗装が無理な場合にお奨めするのが素地の凹凸を利用した二色仕上による塗り替えです。
特にタイル調やキャスト状の意匠の外壁塗装に適しています。
今回はサイディングのタイル調仕上げの施工例です。

目地部の塗装後の様子 凸部の塗装の様子
目地部の塗装後の様子 凸部塗装作業中の様子
塗装後の様子
タイル調二色仕上後の様子・使用塗料:エスケープレミアムシリコン

この二色仕上の外壁塗装についての詳細は、おい塗装店HP・「窯業系サイディング壁の外壁塗装施工例-26」のページで詳しく紹介しています。

元に戻る 元のページに戻る | ページのトップヘ ページのトップへ